
こんにちはこんばんわ('ω')ノ
今回はシステムトイレについての記事を書きます(V)o¥o(V)
トイレと一言に言ってもオープンタイプのトイレやドームタイプのトイレ、システムトイレと沢山の物があります。
これから猫を飼う方や既に飼っている方も是非一度こちらの記事を読んでみて下さい('◇')ゞ
ペットの専門家である獣医師がシステムトイレをオススメする理由、その補足やシステムトイレについての新情報をコチラでご紹介させて頂きます(*‘∀‘)
システムトイレってどんなトイレ?
システムトイレは猫ちゃんのトイレの中でも割と最近登場したタイプの物です。
従来の物と違い、基本的に猫砂だけで使うことはなく【チップ】【すのこ】【シート】等の三層式になっています(*'ω'*)

にゃんとも清潔トイレ
画像の通り上のトレイの底の部分がすのこになっていて、その上にチップや猫砂を入れます。
その上で猫ちゃんがおしっこをすると猫砂を通過し、すのこの下へ流れる仕組みとなっています。
流れたおしっこは下のシートに吸収されます。
マットやシートは猫一匹分で考えると一週間分近くおしっこを吸収する事が出来るのでその分掃除が少なくて済みます('ω')ノ
従来の固まる猫砂だとウンチもおしっこも固まってしまいますが、システムトイレの場合はおしっこは下のシートで吸収してくれるのでウンチだけを取ればいいという事ですね(*‘∀‘)
獣医師もオススメする理由
今回のブログタイトルにも書いてある通りシステムトイレは他の猫トイレに比べて獣医師やブリーダーの中でもおすすめされています。
その理由は「粉塵が舞わない」という点です!
専属の獣医師に聞いた所、従来の猫砂(特に紙砂タイプ)は粉塵が舞うものが多く、その粉塵を吸い込んだりすると肺の中で蓄積されて危険との事でした。
特に粉塵の舞いやすい紙砂と、舞った粉塵の逃げ場がないドーム型の組み合わせは危険で
- 猫ちゃんがトイレをするときに砂をかき分ける
- 粉塵が舞う
- ドームタイプの為逃げ場がなく中で蔓延する
- トイレ中の猫ちゃんがダイレクトで吸い込んでしまう…
という最悪の環境になりえます( ;∀;)
少量なら問題ないでしょうが、長年蓄積されるとそれが原因で病気になってしまう…
なんてことも考えられますのでこれを機にシステムトイレの導入を是非検討してみて下さい('◇')ゞ
システムトイレの特徴
ニオわない
従来の猫砂と違い、システムトイレは砂とシートのダブル消臭パワーで気になるニオイを徹底的に脱臭します。
1週間取り換えなしでもニオイません。※猫ちゃん一匹で試用した場合
お掃除が楽
システムトイレのチップは固まらないのでオシッコの度に取り除く手間がありません!
シートの取り換えも週に一回で済みます。※ウンチをした場合は都度取り除いてあげましょう。
シートタイプを選べば畳んで捨てるだけなので手も汚れません('ω')ノ
おしっこチェックが出来る
猫ちゃんの健康管理にもシステムトイレは役立ちます。
固まるタイプの猫砂だと、オシッコの色が確認できませんでしたが、システムタイプはチップが固まらず下のシートに吸収されますので一目見ただけで健康状態がチェックできます!
猫ちゃんの健康の為にも日頃から排尿時に様子を観察してみたり、オシッコの色や量などを確認する習慣をつけましょう。
採尿は病院でも出来るのですが「システムトイレ」をつかえば、スノコ式のトイレだと下の引き出し部分に尿を溜めて採ることができるから便利です。
システムトイレのメリット
- マットやシートに高い消臭効果があるので、においが気にならない
- チップや猫砂の粒が大きいので肉球に挟まったりしずらく飛び散りにくい
- おしっこの処理がだいたい週1回で済むしシートを変えるだけなので非常に楽
- 粉塵が舞わないので安全面では獣医師もおすすめする
- シートが白色の物を選べば血尿や調子の悪い場合に気づきやすい
システムトイレのデメリット
- 従来の猫砂に比べると少しコストパフォーマンスが悪い
- 既に別の猫トイレを使っている場合、切り替えに手間取る場合もある
- パーツが多くなるため、全体的に洗う場合は手間が増える
- 下痢をされると、チップが固まらないため一度でおじゃんになる
システムトイレの種類
花王 ニャンとも清潔トイレセット

脱臭・抗菌のチップとシートで、1週間取り替えなしでもニオいません('◇')ゞ
囲まれた方が落ち着く猫ちゃんに最適な屋根つきドームタイプ。
チップの飛び散りやニオイを防ぎます。
●チップ 針葉樹のパワーで脱臭&抗菌!飛び散らない大きめの粒を選べばお掃除もラクチン!おしっこで固まらないので取り除く手間がなく、取り替え時にも粉塵が舞い散りません
●シート 抗菌&中和&吸着と3つの脱臭成分を配合。おしっことニオイを協力に吸収&脱臭。尿の色がわかりやすい白色シートです*ウンチをした場合は早めに取り除いてくださいうちではリビングにこれを置いています!ソファーの横にあるのですがほんとに全然ニオイがしません。
ユニ・チャーム デオトイレ 快適ワイド

一般的な猫トイレの約2倍の横幅と、約1.7倍の高さの広々とした空間で体の大きな猫ちゃん(メインクーンやノルウェージャンフォレストキャット等)でもゆったりと楽な姿勢で排泄をすることが出来ます。
同じところにおしっこをされても、前後入れ替え式のトレーなのでシートを無駄なく使う事が出来ます。
うちにもメインクーンのなぎちゃんがいる&多頭飼いなのでこのトイレを使ってます!
なぎちゃんはメインクーンの中ではそこまで大きい方ではありませんが、入り口も入りやすくトイレの中も大きいのでかなり気に入って使ってくれているようです('ω')ノ
NEW 上から猫トイレ システムタイプ

猫ちゃんの快適さとお掃除のしやすさにこだわった上から猫トイレにシステムタイプが登場!
シンプルな構造と大きさはそのままにシステム化しました!
フタ全体が外せるので、猫砂やシートの交換もサッと簡単♪
においの広がりを抑えるフタで猫砂の飛び散りを防ぎニオイを軽減。
フタの凸凹が肉球に挟まった砂を落とすので、お掃除もラクチンです。猫と犬の多頭飼いをしていると、たまにワンチャンが猫ちゃんのトイレを漁ってしまう…
なんてことも起こったりします((+_+))
そういう時にはコレを導入するのが一番です!
猫には使いやすく、ワンちゃんは登れないのでトイレを漁る事は出来ません!
うちの小太郎君もそんな時期があり、これで対処していました(笑)
猫ちゃんが一匹の場合のおすすめの組み合わせ
猫ちゃんが一匹の場合はハーフカバータイプがおすすめです。
来客時にウンチが見えてしまうというデメリットはありますが、逆に言うとウンチに気づきやすくなるのでトイレを清潔に保ちやすいです。
多頭飼いの場合は、他の猫の視線を遮れるドームタイプなどがおすすめですが、ドームタイプだとニオイが籠る事もありますので一匹の場合はこちらで十分でしょう。
またデオトイレで統一したのは、個人的ににゃんとも清潔トイレの木のチップよりもチップ自体の香りが良いことと
上記のチップの方が木のチップよりも重みがあり、飛び散りが少なかった点です('ω')ノ
デオトイレ 1週間消臭・抗菌シート 10枚入×3個 2400円
デオトイレ ナチュラルグリーンの香り 3.8L×4袋 4300円
シートは1週間で1枚なので月320円
チップは1か月でだいたい4L使うので月1075円
合わせると猫一匹に対し大体月1400円くらいでしょうか?
多頭飼いにおすすめの組み合わせ
多頭飼いの場合はユニ・チャームの快適ワイドタイプがおすすめです。
中が通常のトイレの2倍のサイズで作られているため、複数の猫ちゃんで使ってもチップが汚れにくく排泄しやすいです。
また複数ねこ用シートは通常の物より消臭力が高く作られており、取り換えは1週間に一回で大丈夫です。
値段は少し上がりますが、それでも通常の物を使うよりはコスパがよくなりますので多頭飼いの場合は絶対こっちを選びましょう。
猫砂については同じものをチョイスしました。
システムタイプのトイレは基本下痢便をされるとおじゃんになるので、下痢便率が高くなる多頭飼いの場合はそれを見越して安いものを選ぶという手もあります。
しかしシステムタイプのチップはまだまだ開発段階なのか種類も少なく、安いものはそれなりのものが多いです。(粉塵が舞う、消臭力が低いなど)
なので上記で紹介したものを使うのが良いかと思われます。
システムタイプを買う場合の注意点
システムタイプのトイレを各社のチップはどのトイレにも使えるのか?
シートはどのタイプにも合うのか疑問ですよね。
こちらで疑問について一つ一つ解説したいと思います。
システムトイレのシートのサイズの違い
現在システムトイレはユニ・チャームのデオトイレ、花王のにゃんとも清潔トイレが有名どころです。
この2社の製品はチップに関しては互い互いに使う事が出来るのですがシートのサイズに若干違いがあるので注意が必要です。
ユニ・チャームのデオトイレのシートサイズは約43cm×約29cm
花王のにゃんとも清潔トイレのシートサイズは約45cm×約35cm
IRISオーヤマ上から猫トイレのシートサイズは約43cm×約31cm
となっています。
ですので
デオトイレににゃんとも清潔トイレのシートはOK
にゃんとも清潔トイレにデオトイレのシートはNGとなっています。
IRISオーヤマ上から猫トイレに使う場合は純正品かにゃんとも清潔トイレのシートを使うといいでしょう('ω')ノ
試しににゃんとも清潔トイレにデオトイレのシートを使った所
シートサイズが若干小さい為、おしっこが下のトレーに漏れ出しトイレ自体におしっこの臭いがこびり付いて取れない状態になってしまいました( ;∀;)
純正品と社外品の違い
シートやチップにも社外品が存在しています。
純正品に比べてかなり格安で家計的には嬉しいのですが、チップは粉塵が舞いやすかったり本末転倒な商品だったり
シートは問題ないかと思いきや、純正品に比べて消臭効果が低くて結局枚数を使ってしまう…なんてことが多々ありました。
それからは諦めて純正品を使うようにしています。
やはり花王やユニ・チャームなど大手の開発した商品の能力は凄いです。
安いものだからそれなりだと妥協できる人は社外品を選んでみるのも有りだと思います。
システムトイレへの切り替え方法
システムトイレを導入してみたいけど猫ちゃんが慣れるかどうか不安という飼い主さんの声をよく見かけます((+_+))
でも安心してください(*‘∀‘)
調査によると8割の猫ちゃんは1日以内にシステムトイレに慣れ、3日もすれば9割の猫ちゃんが使ってくれるようです。(花王調べ)
今からご紹介する点に注意すれば、よりスムーズにシステムトイレへ切り替えることができるでしょう。
今使っているトイレと同じ場所に設置
システムトイレに切り替えるときは、必ず今まで使っていたトイレと同じ場所に置いてあげましょう。
猫は基本的に一度身に付いた習慣を自分から変えようとはしません。
慣れた環境を出来るだけ変えない事がスムーズな切り替えの為のコツです。
切り替えは少しずつ慎重に
猫ちゃんがシステムトイレに慣れてくれるか不安な場合は、猫砂を一気にチップと変えてしまわずに少量ずつからチャレンジしてみましょう!
具体的に言うと、最初は従来の猫砂の中に少量のチップを混ぜてあげます。
それに慣れてきたら徐々に猫砂とチップの比率を変えていき、最終的には全てチップにしてみましょう。
これでシステムトイレへの切り替えは完了です('ω')ノ
今と同じサイズの猫砂を選ぶ
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今まで使っていた猫砂の大きさと近いサイズのチップを選んであげるのも、スムーズにシステムトイレへ切り替えるためのポイントとなります。
今までの細かい猫砂から大きいタイプのチップへ切り替えたい場合は、段階を踏んで小さいサイズから徐々に切り替えることで猫ちゃんもスムーズに慣れてくれるでしょう。
もし猫ちゃんが粗相をしてしまったら
猫ちゃんのトイレの粗相についてはこちらで解説しておりますので一度読んでみて下さいね
システムトイレの掃除頻度
公式によるとシートは週に一度の交換、チップは月に一度の交換で良いようです。※猫が一匹の場合
複数猫ちゃんがいる場合は頭数分によってそれだけ早く掃除してあげる必要があります。
これはあくまでウンチをしてもすぐに取り除いてあげた場合なので実際は少し短いペースで変えてあげるのが良いかもしれません!
例:猫1匹×システムトイレトイレ1つ使用
月トイレにかかっている費用は、おおよそ1400円ほどです。
デオトイレ 1週間消臭・抗菌シート 10枚入×3個 2400円
デオトイレ ナチュラルグリーンの香り 3.8L×4袋 4300円
シートは1週間で1枚なので月320円
チップは1か月でだいたい4L使うので月1075円
計1400円
従来の猫トイレとシステムトイレの比較
システムタイプの方が消臭力が高い
従来の物より粉塵が舞いにくくなっている
おしっこやウンチの異常に気づきやすい
最後に…
従来品のトイレが全てダメというわけではありません。
獣医師さんからのアドバイス通り、粉塵が特に舞いやすい紙タイプは控えた方がいいでしょう。
最終的には猫ちゃんが使いやすいものや気に入っているものを使ってあげるのが一番です。
トイレは生きていくうえで必ず必要な行為なので、なるべく快適に安心出来る環境を整えてあげましょう。
こちらは猫ちゃんにとってトイレがどれだけ重要かを紹介した動画になっています。
これから猫ちゃんを飼う予定の方も、既に飼っている方も是非一度見て欲しい動画になっています。
私は何回も見ています。何回も泣いています( ;∀;)(笑)
それでは、陰ながら皆さんと猫ちゃんとの幸せな生活を応援しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!