- 本記事の内容
- アナボリックステロイド初心者の方
- 副作用に限らず男性で女性化乳房になってしまう原因と対処法
- 外科手術以外の治し方
この記事について
この記事は、筆者が女性化乳房症になってしまった実体験を元にした記事となります。
私は医学に精通したわけではありませんので心配な方は素直に病院を受診される事をオススメ致します。
女性化乳房症とは
そもそも女性化乳房症とは男性の体内にも存在する卵胞ホルモンのエストロゲンが何らかの原因(薬や思春期など)によって高くなります。
エストロゲンが高くなると乳腺組織が肥大化してしまい女性の様に胸が大きくなってしまいます。
原因
思春期や高齢期(60歳以上)になると男性ホルモンの割合が一気に高まりますが
その時期に男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが崩れてしまうことによって一時的になる場合が多いみたいです。
ほとんどの場合は放っておいても自然に治りますが、まれに大きいまま小さくならず、外科手術で取り除く場合もあるみたい( ;∀;)
その他にもアナボリックステロイドを含む、副作用に「女性化乳房」とあるホルモン系の薬の服用によってホルモンバランスが崩れ、女性化乳房になってしまう場合があります。
治し方
基本的には数年放っておけば治ることがほとんどですが、アナボリックステロイドなどの薬が原因の場合は薬を断つなどして経過を見て頂くのが一番かと思います。
それでも治らない場合は下記のいずれかの対処法になります。
外科手術
乳輪に沿って切開し、原因となっている乳腺やしこりを除去します。
外科手術の良いところは、だいたいが一日で終わるほか、一度乳腺を取ってしまえば再発しなくなるという事です。
料金はクリニックによってまちまちですが割高です。
軽症なら20万円~ひどい場合だと40万円~100万円する場合もあるそう。
数年放置しても治らない場合は保険適応できるみたいなのですが、詳しくはクリニックにご相談してみてください。
タモキシフェンの服用
製造元 : EGIS
原産地 : ハンガリー
成分 Tamoxifen(タモキシフェン) 20mg
ステロイドの長期使用時の副作用または思春期等によるホルモンバランスが崩れた時に飲むと、女性ホルモンの作用を妨げてくれます。
筆者の体験談
ここからは実際に筆者の体験談となります。
私も一時アナボリックステロイドを服用し筋トレに明け暮れている時期がありました。
服用期間中に乳首がヒリヒリしたりすることがありましたが特に気にせず過ごしていました。
実はこれが女性化乳房症の初期症状だったのです。
サイクルを終えてステロイドの服用を中止してから半年ほどたったある日、乳首が強くヒリヒリすることに気づきました。
恐る恐る触ってみると乳首の下に大きなシコリがありました。
サイズで言うと50円玉を二枚重ねたくらいのサイズ感でした(笑)
触り心地はグミよりも固く、ゴムに近い弾力がありました。
アナボリックステロイド初心者だった私はまだケア剤などの知識がなく、色々調べまくってようやく「サイトタム」にたどり着き海外輸入することに。
実際に服用してからの経過
海外輸入なので届くまでに少し時間がかかり、到着するまでの間に500円玉2枚分くらいの厚みとサイズになっていました。
到着してから朝昼晩一錠ずつ毎日服用しました。
一週間くらいたつとまず痛みはほぼ消えて、シコリの弾力がなくなり柔らかくなっていました。
そのまま服用し続けるとかなり小さくなりましたし、ちょうど一箱分がなくなり飲むのを辞めてしまいました(笑)
一年後
乳首の事などスッカリ忘れて一年ほど経ったある日、久しぶりにあの痛みと再会しました。
朝起きてまず乳首のヒリヒリに気づきます、そして恐る恐る乳首を触ってみると…
前ほどとは言いませんがまた乳首の下にシコリが戻っているではありませんか( ;∀;)
すぐさまオオサカ堂でタモキシフェンを二箱購入し、今度は二箱分無くなるまでキッチリ飲み続けました。
飲み切ることにはしこりが消えてなくなり、ほんとに元通りになりました!(個人的感想)
それから4年たちましたが今も再発もしておりません。
Fin
まとめ
まとめます
乳首がヒリヒリした時点で様子を見つつ、ステロイドの服用を辞めてタモキシフェンを飲みだす事を考えましょう!
僕の場合は結構期間が空いてから飲みだしても問題なく完治?したので
ステロイドのサイクルが残り一ヵ月とかであれば、サイクル後にタモキシフェンを飲みだしても遅くはないかと。
※ステロイドのサイクル中にタモキシフェンを飲むと、ステロイドの効果が薄れてしまうため。