こんなお悩みを解決します。
- 本記事の内容
- 猫にとって危険な可能性のある猫砂
- 猫ちゃんが一番好きな猫砂
- 獣医師もオススメする猫砂
「どれがいいのか…」考え出すと終わりはなく沼にハマってしまいがちです(笑)
獣医師が警鐘を鳴らす危険な猫砂もご紹介!
先にネタバレしてしまいますが、特にこだわりが無い方はシステムタイプのトイレが一番おすすめです!
猫砂を系統別にご紹介
まず猫砂といっても今では沢山の種類が販売されています。
沢山あればそれだけ家庭環境などによって最適なものを選べる訳ですが、忘れてはいけないのは実際に使うのは猫ちゃんという事。
猫ちゃんが好きな猫砂の特徴は「自然の砂のように粒子が細かい」「鉱物系の猫砂」「臭いがキツくない」という文献があります。
また猫砂は頭数に付き大体目安として月20Lが必要なので、コスパについてもご紹介します。
鉱物系の猫砂について
猫は元々砂や土の上でウンチやおしっこをする習性がある為、ねこのきもちだけで言えばダントツで一番人気でしょう。
他のタイプの猫砂は使ってくれないけど、鉱物系だとしてくれる…って猫ちゃんも多いです。
砂が細かすぎて、粉塵が舞ってしまうタイプもあるのですが、最近の物は砂全体に特殊なコーティングがされていて粉塵が舞いにくくなっていますので、子猫やアレルギーがある飼い主さんでも安心です。
紙などの猫砂に比べると重量がありますので、車がない家庭の場合、ホームセンターなどでまとめて買って帰るのは大変です。
「ニオイをとる砂」はamazonの猫砂ランキングでも常に上位3位に入る物で、鉱物系の中でも特におすすめできます。
お布団などに粗相をしてしまう猫ちゃんの場合、こちらに変えた途端直ったという報告もあります。
詳しくはこちらにて紹介しています
鉱物系の猫砂の捨て方は「不燃物」になります。
メリット
- 猫人気ナンバーワン
- 気に入ったらこれしか使わない猫ちゃんが多い
- 固まる力がダントツなので掃除しやすい!
- 手に入りやすい
デメリット
- 重量があるので買って帰るのが大変
- 飼い主目線だと重いので捨てにくい
- トイレに流せない
個人的鉱物タイプの猫砂の評価
猫人気 | ほぼ全ての猫が気に入って使ってくれます。 | |||
---|---|---|---|---|
固まりやすさ | 一番固まりやすい。 | |||
消臭力 | かなり消臭効果高めです。 | |||
コスパ | 月2300円くらい | |||
扱いやすさ | 重いので買うのも捨てるのも大変。 |
紙系の猫砂について ※危険な可能性あり
他の物に比べると軽く出来ていて、持ち運びしやすいのが特徴になっています。
ただ、軽いがゆえに猫ちゃんが砂を掻いた時に少し飛び散りやすく、粉塵が舞いやすいです。
この点が獣医師も警鐘を鳴らす要因となっており、専属の獣医師によると、猫砂が体内で固まったような事例が全国であり、論文として提出を考えているそう。
それを聞いてから僕は紙砂を使うのは辞めました。
猫が砂を掻いた時に細かな粉塵が舞う⇒猫ちゃんの鼻から侵入⇒固まる成分で体内に張り付き蓄積するといった感じですね。
こういったこともあると知っておいてください。
紙系の猫砂の捨て方は「可燃物」になります。
メリット
- 軽くて安いものが多い
- 尿の変化に気づきやすい
- トイレに流せるので捨てやすい
- どこでも手に入りやすい
デメリット
- 獣医師が警鐘を鳴らしている
- 軽いので飛び散りやすく粉塵が舞いやすい
- 触感が楽しいのか、猫ちゃんがカミカミすることがある
- 他の物に比べると少しウンチの臭いがしやすい
- 粉塵が舞いやすく、猫ちゃんが吸い込むと体に蓄積してしまう。
個人的紙タイプの猫砂の評価
猫人気 | ほぼ全ての猫が気に入って使ってくれます | |||
---|---|---|---|---|
固まりやすさ | 固まりやすいです | |||
消臭力 | 消臭効果はそこそこです | |||
コスパ | 月1700円前後 | |||
扱いやすさ | 軽いので買いやすく捨てやすい、しかし飛び散りやすい |
木材系の猫砂について
こちらは主に木などの素材でできている猫砂になっています。
他の猫砂に比べると圧倒的に安いです。
しかし固まりにくい、おしっこの色がわかりにくいなどの大きなデメリットも…( ;∀;)
我が家では一度使ったきり、木材系の猫砂は使っていません。
メリットデメリットで天秤に掛けた時に、他を差し置いて木材系を選ぶにはパンチが弱いです。
良いところと致しましては、おしっこの吸収力が高く、消臭力がそれなりにあると言うところでしょうか?
それもシリカゲルの前では霞んでしまいますが…
木材系の猫砂の捨て方は「可燃物」になります。
メリット
- 吸収力が高いものが多い
- 軽いものが多いので買ってきやすい
- 他に比べてかなり安い
- トイレにも流せる
デメリット
- 尿の色が把握出来ないので尿のトラブルに気づきにくい
- 木の臭いが強く嫌がる猫ちゃんも
- 固まりにくい
- 飛び散りやすい
個人的木材タイプの猫砂の評価
猫人気 | 木の臭いが強いと嫌がる子もチラホラ | |||
---|---|---|---|---|
固まりやすさ | 固まりにくいので処理しにくい | |||
消臭力 | 消臭効果はかなり高めです | |||
コスパ | 月1400円くらい | |||
扱いやすさ | トイレに流せるし庭に埋めれば土に戻る。重さはそこそこ |
食品系(おからなど)の猫砂について
アイリスオーヤマ お茶の猫砂 7L×5袋 | お花畑 たんぽぽ コーヒー豆の猫砂 8.5L | ニオイをとるおから砂 5L×8袋 (ケース販売) |
特に数が多いのがおからが原料の物です。
また食品系なので、口に入れてしまう猫ちゃんがいます。
(ワンちゃんも飼っている場合は食べないように特に注意が必要です。)
食品が原材料になっていますので、一応食べてしまっても安心なのですが、おしっこを吸った後の物を食べてしまうのはよろしくありません…(・´з`・)
おからが原材料の物は、湿度が高い季節だと湿気を吸ってダメになる事があります。
また独特の臭いを発する物があり、猫ちゃん以前に飼い主さんが気に入らない場合もあります。
食品系の猫砂の捨て方は「可燃物」になります。
メリット
- 綺麗な内は食べてしまっても安心できる
- 値段はそこそこ安い
- 固まる力もそこそこ(一部のおから製はすぐ崩れるものがある)
デメリット
- 猫の好き嫌いがわかれやすい印象
- 湿度が高い季節はダメになりやすい
- 猫が食べてしまう事が多い
- おからなどの独特な臭いがする
個人的食品タイプの猫砂の評価
猫人気 | 好き嫌いがわかれる印象。 | |||
---|---|---|---|---|
固まりやすさ | そこそことしか言えません | |||
消臭力 | まぁまぁ消臭効果高めです | |||
コスパ | お茶系月1600円前後 おから系月2100円前後 コーヒー系月2800円前後 | |||
扱いやすさ | 食品系なので捨てやすくトイレにも流せる。 |
シリカゲル系の猫砂について
こちらは他の猫砂とは一風変わっており、固まりません。
おしっこと臭いを吸収し水分だけは放出してしまうので、オシッコの度に砂を捨てる必要がありません。
ウンチは都度回収する必要がありますが、脱臭効果が強くすぐに処理しなくても臭いはほとんど気になりません(*‘∀‘)
水分を吸収するので時間が経つとカラカラになってミイラみたいなウンチがみれます(笑)
元々土から作られているものなので、庭に埋めてしまえば大体1か月くらいで土に還ります。(その際植えている植物からは1mほど離しましょう)
こちらは継ぎ足し不要で猫ちゃん一匹の場合一袋で3週間から1か月取り換え不要です。
特に地域の指定が無い場合、シリカゲルは「可燃物」になります。
※追記
シリカゲルは他の猫砂に比べてシェアが低いので、手に入れるのに苦労する事があります。
ネットでの買い物メインの方は問題ないですが、コンビニやスーパーなどでは現状手に入りにくいです…
メリット
- 吸収力がダントツでいい
- 消臭力がダントツでいい
- 軽いものが多い
- クラッシュタイプだと飛び散りも少ない
- 無色透明なので血便時はわかりやすい
デメリット
- 肉球に挟まったりくっ付いたりする事がある
- 長く使うと1日のおしっこの回数がわかりにくい
- コンビニやスーパーでは手に入りにくい
個人的シリカゲルタイプの猫砂の評価
猫人気 | 大体の猫が気に入って使ってくれます。 | |||
---|---|---|---|---|
固まりやすさ | 吸収力は抜群です。 | |||
消臭力 | 一番消臭効果が高いです。 | |||
コスパ | 月950円くらいで安い(独自の計算方法) | |||
扱いやすさ | 軽く、他の猫砂と同じように可燃ごみで捨てれる。 |
猫砂比較グラフ
わかりやすいように猫砂の比較グラフを作りました。
シリカゲルに至っては商品の特性上固まる必要が無いので「吸水力」という形で比較させて頂きました。
おすすめ猫砂ランキング 結果発表
- シリカゲル 22点
- 鉱物系 19点
- 紙系 19点
- 材木系 16点
- 食品系 15点
点数を集計するとこのような形になりました。
猫ちゃん目線で考えると、鉱物系がダントツで1位になると私は思っています。
なぜならば、布団などで粗相をしてしまう子も、鉱物系に変えた途端直ったという報告もあるくらい猫に好まれているからです。
個人的には色々使った中ではクラッシュタイプのシリカゲルがバランスよく使いやすかったです!
どれも一長一短がありますので、飼い主さん目線なのか猫ちゃん目線なのかによっても変わってきます。
お悩みの方はこちらで紹介している2タイプの猫砂を実際に使ってみて判別するといいですよ♪
ランキング1位 ニオイをとる砂 5L×4袋 (ケース販売) | ランキング2位 シリカゲルサンド 5L×4袋 |
システムトイレの猫砂について【獣医師推奨】
一つ補足させて頂きます。
上記で紹介した猫砂とシステムトイレの猫砂は、根本的なつくりが違うので比較は出来ませんでしたが
特にこだわりがなく、猫ちゃんも問題なく使ってくれるならシステムトイレの猫砂が一番オススメです♪
なぜなら、システムタイプのトイレは固まる事がなく、粉塵も一切舞わないからです。
紙砂の件でご紹介したように、粉塵が舞う&固まるタイプの猫砂は、猫ちゃんが粉塵を吸い込んでしまった時に体内で固まり害をもたらす可能性があります。
その点、システムトイレの猫砂は粉塵が舞う事もなく、固まる事も無いので猫ちゃんにとって無害といえるでしょう。
詳しくはこちらでもご紹介しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!