- 本記事の内容
- 性格や寿命など細かいプロフィール
- ラグドールの目の色
- ラグドールの特徴的な甘えたな性格を解説
ラグドールのプロフィール
ラグドールは、1960年代にアメリカのブリーダーが一匹のシールポイントの長毛種の猫を拾ったことから始まります。
その猫に魅了されたブリーダーが理想の猫を求めてペルシャやバーマン、バーミーズなどを交配させた結果、ラグドールの基礎となる猫が誕生。
さらに改良を重ね大きな体格をもつ理想の猫が誕生し、2000年に正式な品種として公認されました。
ラグドールという名前は「ぬいぐるみ」を意味します。
抱き上げると全身の力を抜いて身をゆだねる姿がまるでぬいぐるみのようだったことから名付けられました。
※シールポイント(顔、耳、手足、しっぽだけが黒のようなこげ茶色)
ラグドールの性格
総合的に見るとかなり飼いやすい猫種です。
飼い主に従順で冷静で物怖じせず、激しく泣くこともあまりありません。
ラグドールほど膝の上で大人しくしている猫はそうそういないでしょう。
人間と一緒にいるのが大好きで子供とも喜んで遊んでくれます。
他の品種に比べて帰省本能が高いともいわれています。
とても穏やかなのはいいことですが、機敏さにかけ、鈍感であるといわれています。
痛みを感じないと言われるくらい鈍感ですが、科学的な確証は得られていません。何事にも動じない性格が裏目に出て、自分が怪我をしてしまう場面で回避できないこともしばしば…
ラグドールを飼う時は飼い主が意識的に危険から遠ざける必要があります。
ラグドールの寿命
ラグドールの平均寿命は14~16歳前後。
猫全体の平均寿命がだいたい15歳くらいですから、少し長いか平均的といえるでしょう。
勿論個体差や飼育環境によりけりなので、なるべく長生きできるように飼ってあげたいですね♪
ちなみに、ラグドールに限らずですが、メスの方が約一年くらい寿命が長いです。
ラグドールの模様や毛色
- ポイント…顔の中心部と手足、しっぽに色が入る
- ミテッド…ポイント+首回りに色が入る
- トーティ…ポイントの部分が混合色。赤や黒がモザイクのように入り混じる
- リンクスポイント…ポイントの部分が縞模様
- バイカラー…ポイント部分とホワイトの部分がはっきり分かれる
チョコレート
ラグドールの抜け毛
ラグドールは長毛種でダブルコートですが抜け毛は少し控えめです。
綺麗な被毛は比較的もつれにくくなっており、市販のクシで簡単にグルーミングするだけで美しい毛並みを維持できます。
比較的少ない抜け毛で、ダブルコートにしては手入れの手間がかかりません。
ダブルコートは二種類の毛が生えます
①太く、長く、まっすぐな毛 オーバーコートと呼ばれます②柔らかく短い毛 アンダーコートと呼ばれます
オーバーコートはケガなどから皮膚を守るため
アンダーコートは主に体温を保温する役目を持ちます
ダブルコートは春と秋に大量に毛が生え変わります。
これを換毛期といいます。
ちなみにダブルコートの場合、換毛期には一日に数回ブラッシングが必要なほど大量に毛が抜け落ちます。
ラグドールの目の色
ラグドールの目の色はブルーのみになります。
ブルーのみなのでオッドアイのラグドールは存在しません。
これをキトンブルー(kitten blue)と呼びます。
生後3~4週が、一番きれいにキトンブルーが確認できます。