- 本記事の内容
- 性格や寿命など細かいプロフィール
- アビシニアンの目の色
- アビシニアンの特徴的な黄金の被毛を解説
アビシニアンのプロフィール
アビシニアンは、美しい毛色とプロポーションが特徴の猫ちゃんです。
インドの洋沿岸や東南アジア辺りで自然発生。
名前の由来は「アビシニア(現在のエチオピア)」から来た種ということで、輸入先のイギリスで名づけられました。
家猫としては最も古い猫種だと言われています。
素早い身のこなしと、しなやかで優雅な印象から人気上位の猫種です。
動きはすばしこいですが、発情期ですらうるさく泣いたりせず、普段から声を出すことはほとんどありません。
筋肉質のボディと美しい被毛、そして俊敏な動きからまるでヒョウのような雰囲気を醸し出しています。
アビシニアンの性格
飼い主に忠実で愛情深く、好奇心も旺盛でいろんなことに興味を持つエネルギッシュなアビシニアン。
生活環境が大きく変わってもある程度の適応力はあるが少し神経質なところもあり、来客に対しては敏感に反応してしまう事もあります。
飼い方で苦労することはほとんどない猫種ですが
飼い主のそばで過ごすことが好きなので、なるべく一緒にいてあげるのが良いでしょう★
あまり鳴かないのが特徴である一方で飼い主の声にはよく反応し、遊んでもらうことに喜んで応えるような友好的な一面もあります。可愛すぎるだろ…
アビシニアンの寿命
アビシニアンの平均寿命は12~15歳前後。
猫全体の平均寿命がだいたい15歳くらいですから、平均的といえるでしょう。
7歳までに大きな病気にかからなかったアビシニアンは比較的長生きする兆候にあるようです。
勿論個体差や飼育環境によりけりなので、なるべく長生きできるように飼ってあげたいですね♪
ちなみに、アビシニアンに限らずですが、メスの方が約一年くらい寿命が長いです。
アビシニアンの模様や毛色
レッド
ブルー
フォーン ピンクがかったベージュがベースで、さらに濃いピンクベージュ色のティッキング
アビシニアンの抜け毛
アビシニアンは短毛種ですがダブルコートのため抜け毛は少し多めです。
ダブルコートは二種類の毛が生えます
①太く、長く、まっすぐな毛 オーバーコートと呼ばれます
②柔らかく短い毛 アンダーコートと呼ばれます
オーバーコートはケガなどから皮膚を守るため
アンダーコートは主に体温を保温する役目を持ちます
ダブルコートは春と秋に大量に毛が生え変わります。
これを換毛期といいます。
ちなみにダブルコートの場合、換毛期には一日に数回ブラッシングが必要なほど大量に毛が抜け落ちます。
アビシニアンの目の色
アビシニアンの目の色はグリーンかゴールドの二種類のみになります。
オッドアイは現在までに確認されておりません。
これをキトンブルー(kitten blue)と呼びます。
生後3~4週が、一番きれいにキトンブルーが確認できます。
アビシニアンは平均的な大きさ
脚も細く、長く、立ち姿はつま先立ちをしているようにも見えます。
アビシニアンの平均体重
平均体重は3kg~5kg
メスの平均体重は3~4kg
じゃっかんオスの方が重い傾向にあります。
アビシニアンの価格は平均的!
お迎えする場所によって多少誤差はありますが、だいたい5万円~15万円と
他の猫に比べると手が出しやすいお値段となっています。
人気カラーの場合は少し値段が上がります。
アビシニアンの豆知識
クレオパトラにも愛された!?
アビシニアンを語るうえで外せないのがエジプトのクレオパトラ。
古代エジプトの壁画や美術品にはアビシニアンに似た猫が描かれていて、クレオパトラが溺愛したという話がありますが、憶測の域を出ず、最近では別種の猫ではないかと言われています。
『101匹わんちゃん』に登場
ディズニー映画『101匹わんちゃん』に登場するチブス軍曹がアビシニアンです。
アビシニアンの育て方
基本的には一般的な猫の飼育方法と変わりませんが注意点もあるのでご紹介します。
アビシニアンはとても活発な猫です。
必要な運動量が多いので、肥満にならないように家の中にキャットタワーを設置してあげましょう。
きっと喜んで遊んでくれると思いますよ♪
初めて猫を飼う方はこちらもおすすめです。
かかりやすい病気は?
歯肉炎にかかりやすいと言われていますが、遺伝性疾患は持っていないので安心して飼える猫種です。
まとめ
クレオパトラも愛したと言われるほど魅力満点のアビシニアン。
その起源は謎が多いですが、お値段も控えめで寿命も長く、優秀な猫種です。
是非一度ペットショップで覗いてみて下さい(^^♪
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!