猫の去勢避妊手術は必要?かかる費用やメリット、最適な時期について解説

 

猫の去勢手術ってしなきゃいけないの?

なんだか可哀そうだけど、メリットデメリットはどんな感じなのかしら…

ペット保険に入ってるけど手術費用はおりるの?
こんなお悩みを解決します。
    1. 本記事の内容
  • 去勢、避妊手術の必要性
  • 手術後のメリット、デメリット
  • 手術内容や避妊後のおすすめグッズ

NOE
愛玩動物飼養管理士の資格も持ち、猫が死ぬほど大好きな筆者が解説します。

手術は必要?不必要?

断言します。
猫の避妊手術は僕から言わせれば『必要』です。

デメリットを大きく上回りメリットの方が多いので、猫ちゃんの為にも、飼い主さんの為にも避妊手術を検討してあげて下さい。

 

これから避妊手術のメリットデメリットを解説していきます。

 

 去勢避妊手術のメリット

 

発情期特有の人間にとって悩ましい行動が減る

発情期にはマーキングやスプレーをしてしまいますが、避妊後はほとんどの猫がしなくなります。

マーキングやスプレーについてはコチラで詳しく解説しています。

他にも発情期特有の『マーオ』という大きな鳴き声も出さなくなります。

実際に家で発情されると凄い音量でビックリしますよ(笑)
おちおち寝ることも出来ないレベルです(笑)

 

予定しない妊娠の回避

多頭飼いや、猫ちゃんが散歩に出かけるような飼育環境では予期しない妊娠の可能性があります。

一度に6匹とか産まれてしまうと、飼うのも、飼ってくれる人を探すのも大変です。

繁殖の予定がない場合は早めに手術をしてあげた方が安心できますね!

 

発情期のストレス軽減

手術をすると発情期がこなくなるので、猫ちゃんにとってストレス軽減になります。

人間で置き換えるとわかりやすいですが、「やる気満々なのにできない!」という状態こそが猫にとって不自然で凄くストレスがかかります。

手術してしまえば発情期が来なくなるのでそういった心配もなくなります。

NOE
野良猫なら相手を探せるけど、家猫だとそもそも無理だし一生発情し続けるのも可哀想ですね…

病気の予防

発情期がくると、ホルモンの分泌により乳腺が発達し、乳腺腫瘍になる可能性があります。

NOE
いわゆる乳がんですね
猫の乳腺腫瘍はそのほとんどが悪性で、死に至る可能性のある病気です。
なんと病気で無くなる猫ちゃんの1/3は癌で無くなっており、一番多い癌がこの乳腺腫瘍(乳がん)です。

この病気は最初の発情の前に避妊手術を行えば、周期的な性ホルモンの影響を受けにくくなるため、かなりの確率で予防できるというデータがあります。

 

また、卵巣・子宮を摘出することで、卵巣や子宮に生じる病気の予防にもなります。

※卵胞嚢腫(らんぽうのうしゅ)や子宮蓄膿症など

 

他の猫とケンカする可能性が低くなる

特にオス猫の場合は発情期にストレスが溜まるのかイライラすることが多いです。

去勢後に性格が以前より穏やかになったという声は沢山聴いたことがあります。

 

多頭飼いで喧嘩が絶えない場合は、去勢、避妊手術を行う事で解消できる可能性があります。

 

寿命が延びる

上記で説明したように、身体的、肉体的ストレスの緩和によって寿命の延びが期待できるそうです。

大切な愛猫と一秒でも長く一緒に居たいので、僕は手術を選びました。

 

 去勢避妊手術のデメリット

 

手術、麻酔のリスク

人間の手術でもそうですが、全身麻酔をかけるためにやはりリスクが伴います。

しかし安心して下さい。
先生もプロですから、手術前の診断で身体検査・血液検査を行い、麻酔をしても支障がないかしっかりと確認してから麻酔・手術を行ってくれます。

不安な場合は一度獣医師の先生に相談してみましょう♪

太りやすくなる

避妊手術を行うと、食欲を抑えるエストロゲンが増加し太りやすくなってしまいます。


太り過ぎると人間と同じように糖尿病などの病気にかかる危険性もありますので、術後は低カロリー・高たんぱく設計のフードを選んであげましょう。

 

うちは避妊、去勢後の猫にピッタリなサイエンスダイエットをずっと与えています。

結果、肥満になる事はありませんでした。

 

猫の去勢避妊手術について

ここでは去勢避妊手術について少し掘り下げてご紹介させて頂きます。

ベストな手術タイミング

避妊手術を受ける時期については、アメリカの研究により3カ月齢を過ぎていれば、体格的にはその後の成長に影響を及ぼさないという結果が出ています。

一般的には生後6~8ヶ月齢が手術の目安とされています。(オスの場合は生後6~10ヶ月齢)


なんせ、最初の発情期が来る前に手術してしまうのがいいでしょう。

発情期が来てしまいスプレーなどを覚えた後では、手術後もその行動が治らない可能性もあります。

 

猫去勢避妊にかかる費用

避妊手術の場合は卵巣のみの摘出か、子宮も同時に摘出するのかで変わってきます。
病院によってもかなりマチマチです。

 

  • 避妊手術目安:卵巣のみ 12,000円~30,000円程度
  • 避妊手術目安:卵巣&子宮 15,000円~35,000円程度
  • 去勢手術目安:10,000円~25,000円程度

 

NOE
ざっと3万円くらいあれば大丈夫かと

猫の避妊去勢手術 助成金やペット保険について

まずペット保険についてですが、僕の知る限り避妊去勢手術がおりるペット保険はありません!

避妊や去勢は病気ではないため、保険対応外となっています。

 

また、助成金についてですが、ほとんどが野良猫や地域猫が対象になっています。

ごくまれに飼い猫に対しても助成金を出してくれる自治体(例 世田谷区など)があるので、一度お住まいの地区で調べてみて下さい。

 

手術の日程 日帰り?or入院?

手術は日帰りか入院かどちらか選べる場合が多いです。

どちらも一長一短なのでこちらを参考にして下さい。

 

日帰りコース
家じゃないとくつろげない子
普段からおとなしく暴れたりしない子
入院コース
いつも活発で、暴れて傷が開かないか不安な子
環境適応能力が高く、病院やペットホテルに預けても平気な子
ざっくりとですがこんな感じで決めてもらって大丈夫です。

 

猫 避妊手術後

手術後は、1週間程度分のお薬が処方されることが多いです。(抗生剤や消炎剤など)

また、傷口をなめてしまわないようにエリザベスカラーを付ける必要もあります。
多頭飼いをしていて、他の猫が傷口をなめてしまうようであればケージなどに隔離してあげましょう。

 

術後の抜糸について
オス猫の場合は糸を使わないので抜糸はありません。
メス猫の場合は10日前後で抜糸となります。シャンプーやお風呂は抜糸後3日以降となります。

 

グッズ

去勢や避妊した時、した後に役立ったものを紹介しておきます。

 

術後服 エリザベスウェア