筋トレを初めて少し経つと、どのくらいの重量でトレーニングすればいいのか、今何キロくらい重量を上げれるようになったのか
疑問に思う事が増えますよね( ;∀;)
今回ご紹介する【RM法】という計算式を使うとそれらの疑問が一発で解消します(´◉◞౪◟◉)
目次
先にRM換算器を使いたい方はこちら
RM法とは
Repetition Maximum(レペティション・マキシマム)という英語の略です。
英語は全然わからないので翻訳してみると最大反復回数という意味らしいです。
つまり繰り返して行える最大の回数の事です。
10RMは、10回はできるけど11回はギリギリ出来ない負荷と言うことになります。(今度ほんとにできないか気合で挑戦してみます(笑))
まずはRM法がどんなものかグラフなどを用いて理解してもらうところからいきます。
RMの使い方 グラフ紹介
筋力トレーニングの目的に応じて、【RM】の回数を変える必要があります。
例えばサッカーや水泳選手が筋肉を長く動かしても疲れない体を作りたい場合等持久力を上げる場合のトレーニングと
僕のように筋肉を大きくしてモテたい場合の筋トレメニューでは扱う重量や回数が全く違います。
こちらのグラフを見てもらえると凄くわかりやすいです。
強度(%) (最大筋力に対する割合) | RM (最大反復回数) | 期待できる効果 |
100%~93% | 1 | 神経系・筋力 |
95% | 2 | |
93% | 3 | |
90% | 4 | 神経系・筋肥大・筋力 |
87% | 5 | 筋肥大・筋力 |
85% | 6 | |
80% | 8 | |
77% | 9 | |
75% | 10~12 | |
70% | 12~15 | 筋肥大・筋力・筋持久力 |
67% | 15~18 | 筋持久力 |
65% | 18~20 | |
60% | 20~25 | |
50% | 30 |
このグラフを元に目的によって反復回数を変えてみましょう
神経系(最大筋量)の強化 1〜3RM
神経系(最大筋量)の強化が目的の場合はなるべく最大筋量に近い重量でトレーニングをする事が重要です。
筋肥大(筋肉のサイズ)の強化ばかりしていても、その増えた分の筋肉を全て100%発揮できるわけではありません。
このトレーニングは運動神経への刺激が目的となります。
神経系の強化を行うことで脳みそから各筋肉への命令を伝達する為の神経が強化できます。
神経系も鍛える事で、増えた筋肉のパワーを100%引き出せるようになるってことです!
イメージとしては筋肥大させる→神経系を強化→増えた筋肉を100%使える→筋肥大させるといったサイクルです。
私のおすすめする鍛え方は3RM~5RMを10セットするやり方です。
筋肥大(筋肉のサイズ)の強化 8〜12RM
グラフから考えると最大筋量の70%~90%で行う事になりますが、一般的には8RM~12RMで行います。
10回上げれるかどうか微妙なくらいの重さでトレーニングすればいいでしょう!
これくらいの回数でやると最高に筋肉痛になります(笑)
同じ重さで12回以上出来るようになってきたら、トレーニング方にもよりますが大体2.5kg~5kg重量を増やしてみるのがおすすめです。
一気に増やすと怪我の元になりますのでウエイトに慣れてきてから重量アップを図りましょう。
あとで紹介するグラフを見れば○○kgが15回上げれるなら△△kgを1回上げられる。
といったこともわかるようになります。
このトレーニングで筋肉が肥大し、大きくなってきたら神経系のトレーニングをしましょう。
筋持久力(筋肉のスタミナ)の強化 15RM〜
サッカー選手や水泳選手、バドミントン選手のように持久力が必要な競技に対して有効なRM数です。
他にも筋トレ初心者や高齢者の方は、これぐらいのRM数で筋力トレーニングを行う方が怪我も少ないので安全です。
筋力ではなく持久力で限界を迎えるようなイメージですね('◇')ゞ
さすがに20回や30回も出来る回数でやってしまうと自重トレーニングを変わりませんので初心者の内は15回以上20回未満くらいの回数でやるのがいいでしょう。
競技のプロなどで狙った筋肉の筋持久力を高めたい場合は下記のポイントを押さえておくといいでしょう
セット間のインターバルは短くとる。
筋肉を動かせる限界までトレーニングで追い込む
RMの計算方法
公式によると(最大重量)=(使用重量)×{1+(reps÷40)}
※諸説あり
という計算方法みたいです。
RM法を使うと
100kgの重さを一発あげれるなら、80kgを10回は上げれる(逆も然り)
50kgを10回上げれるなら、62.5kgを10発はあげれる
といったように使う事ができます。
とっても便利ですね( ゚Д゚)
英語だけではなく数学も苦手な僕にはよくわからないので簡単なグラフを作って紹介したいと思います。