- 本記事の内容
- 性格や寿命など細かいプロフィール
- ベンガルの毛並みや毛色
- ベンガルがかかりやすい病気など
ベンガルのプロフィール
ベンガル(Bengal)は、野生のヤマネコと短毛種のイエネコ(アビシニアン、アメリカン・ショートヘア、エジプシャン・マウ、シャムネコ等)を交配して誕生しました。
もとは1970年代にアメリカ合衆国で猫白血病の研究のために交配されてできた品種です。
特徴的なヒョウ柄とシルクのように滑らかな肌触りの毛並みが人気で、猫の中でもかなり高価で人気な部類になります。
ベンガルの性格
オスメスで性格が少し違うのでご紹介します。
オスの性格
野性味が強い為、気性が荒いと勘違いされがちですが、とっても穏やかな性格で甘えん坊です。
爪切りやブラッシングも大人しくさせてくれる子が多いです。
初対面の人にも友好的で、子どもや赤ちゃんとも一緒に仲良く過ごすことができます。
去勢手術をしたあとのオスはより一層温厚な性格になります。
ただし、オスのベンガルはテリトリー意識が強く、自分のテリトリーに他の猫が近づくと猫パンチで威嚇することもあります。
なぎちゃんもたまに猫パンチされています…(笑)
メスの性格
メスは自立心が強く、甘え下手です。
たまーに自分からすり寄ってきて甘えたくなる時があるようです。
気位が高いお嬢様のような性格をしています。
簡単にいうとツンデレですね(笑)
ベンガルの寿命
ベンガルの寿命はだいたい12~16歳くらいとされ、猫の中では平均的な寿命です。
なかには20歳近くまで生きたベンガルも存在していますので、頑張って長生きしてもらいたいですね♪
ちなみに、ベンガルに限らずですが、メスの方が約一年くらい寿命が長いです。
ベンガルの毛並みや毛色
ベンガル最大の特徴は、きれいなレオパード柄です。
細かく分類されていますが、有名なのはまるでヒョウのような「スポテッド」と、大理石のような模様が美しい「マーブル」の2種類です。
スポテッドの中でも、色の強弱がはっきりしているものは「ロゼット」と呼ばれ、超高額で取引されています。
ブラウン | スノー | シルバー |
毛色は大きく分けて、ブラウン(茶色)、スノー(別名シールミンクス)、シルバーの3種類です。
公認色ではありませんが、ブルーやブラックも存在します。
虎徹君の場合はブラウンのスポテッドタビーなのでそのままブラウンスポテッドタビーとなります。
ベンガルの抜け毛
ベンガルは短毛種でシングルコートのため抜け毛は少なめです。
シングルコートとは、一年を通して徐々に毛が生え変わることを言い、抜け毛が控えめです。
週一回くらいのブラッシングで十分なくらい、お手入れがラクチンです。
メインクーンのなぎちゃんはダブルコートと言われ春と秋に大量に毛が生え変わります。
これを換毛期といいます。
ちなみにダブルコートの場合、換毛期には一日に数回ブラッシングが必要なほど大量に毛が抜け落ちます。
ベンガルの目の色
ベンガルは基本的にゴールドが大多数ですが、グリーンやカッパー(オレンジや茶系)の目の子も存在します。
先程ご紹介したスノーベンガルにのみ、ブルーが出現することもあります。
これをキトンブルー(kitten blue)と呼びます。
生後3~4週が、一番きれいにキトンブルーが確認できます。
ちなみに猫業界では灰色がかった色をブルーと呼ぶことがあります。代表的な例がロシアンブルーです。(ロシアンブルーは毛色がグレー)
写真の通り虎徹くんはかなりグレーでしたが、これもれっきとしたキトンブルーです(笑)
ベンガルの大きさ
ベンガルの平均体重
オスの平均体重は5kg~8kg
メスの平均体重は4~6kg
メスは猫全体の中でも平均的ですが、オスは猫全体の平均よりやや重いです。
筋肉質でやや大型のためこのような平均体重となります。
ベンガルの価格
模様の種類、色によってピンキリです。
10万円~数百万円とかなり幅がありスポテッド<マーブル<ロゼットの順で値段が変わります。
スポテッドだと大体10万円~50万円くらいの幅で販売されています。
シルバーロゼットだと安くとも70万円~くらいでしょうか。
そもそもお目にする機会がないくらい希少です。
これくらいのシルバーロゼットだと三桁は余裕で越えていくと思います。
ベンガルの豆知識
あまり水を嫌がらない
ベンガルは血統的にも野生に近いためか、水に対して抵抗が少ないことが特徴の一つです。
うちの虎徹君はシャンプーも楽々です。
ドライヤーはめちゃくちゃ嫌がりますが…(笑)
”Bengal Cats in the tub”とYoutubeで検索すれば、沢山の水遊びをしているベンガルが見られます。
男の子と女の子どっちがおすすめ?
ズバリ!猫初心者ならオスをおすすめします。
ベンガルはシングルコートで被毛が長く、週一回程度のブラッシングが必要になります。
メスはプライドが高く手がかかりますが、オスの方が大人しく甘えん坊なので、ブラッシングや爪切りをさせてくれやすいのです。
なので、初心者にはオスがおすすめと言えるでしょう。
猫に慣れていてブラッシングや爪切りもバッチリな人は、寿命が長いメスをおすすめします。
ベンガルの育て方
基本的には一般的な猫の飼育方法と変わりませんが注意点もあるのでご紹介します。
ベンガルは他の猫に比べて必要な運動量がダントツです。
なので家の中でも十分に運動が出来るようにキャットタワーは必須です。