- 本記事の内容
- 性格や寿命など細かいプロフィール
- ペルシャの模様や毛色
- ペルシャの特徴を解説
ペルシャのプロフィール
ペルシャの正確な起源はわかっていませんが、16世紀ごろにイタリア人が現在のイランから長毛の猫を数匹持ち帰った記録があり、それが現在のペルシャ猫だと言われています。
認知度の割にははっきりとした起源がわかっていない猫です。
その美しく優雅な見た目からキングオブキャット(猫の王様)と呼ばれています。
ペルシャはじっとしていることを好みます
そのため暖炉の上やソファの上にたたずむことが多く、まるでインテリアのように部屋を飾ってくれます。
これも人気の理由の一つとなっています。
ペルシャの性格
物静かで人懐っこく温厚な性格をしていて、孤独な時間を過ごしても割と平気なツンデレ猫ちゃん。
同じ場所にじっとしているのが好きだが、遊ぶことも好きです。
物静かな性格ゆえ、高い場所に登ったり、大きな声で鳴いたりすることもかなり少ないです。
発情期のオスでさえ、声を上げないことが多々あります。
一言でいうならば「上品」な猫です。
猫禁止の家でコッソリ買う場合にはおすすめかもしれません…(笑)
ペルシャの寿命
ペルシャの平均寿命は16~18歳前後と言われています。
色々な文献でも少し寿命に差がありますが、猫の平均よりもかなり長生きなのは間違いありません。
ちなみに、ペルシャに限らずですが、メスの方が約一年くらい寿命が長いです。
ペルシャの模様や毛色
模様に関しては、ベンガルのようなスポット以外の全模様が存在しています。
毛の長さに関しては長毛種のみとなっています。
ペルシャの抜け毛
ペルシャは長毛種でダブルコートのため抜け毛はかなり多いです。
毛が密集して生えているので、こまめなブラッシングやコーミングが必要です。
手入れがおろそかになると毛玉がたくさんできてしまい、毛球症や皮膚炎の原因になってしまいます。
出来るだけ毎日ブラッシングをしてあげましょう!
ダブルコートは二種類の毛が生えます
①太く、長く、まっすぐな毛 オーバーコートと呼ばれます
②柔らかく短い毛 アンダーコートと呼ばれます
オーバーコートはケガなどから皮膚を守るため
アンダーコートは主に体温を保温する役目を持ちます
ダブルコートは春と秋に大量に毛が生え変わります。
これを換毛期といいます。
ちなみにダブルコートの場合、換毛期には一日に数回ブラッシングが必要なほど大量に毛が抜け落ちます。
ペルシャの目の色
ペルシャの目の色のパターンは毛色に準じます。
つまり毛の色によって瞳の色のパターンが決まっているという事ですね。
やはりペルシャと言えばブルーの美しい目が人気です。
他にもサファイアブルー、ゴールド、グリーン、ヘーゼル、カッパー、オッドアイも存在します。
これをキトンブルー(kitten blue)と呼びます。
生後3~4週が、一番きれいにキトンブルーが確認できます。
ペルシャは平均的な大きさ
ペルシャの平均体重
オスの平均体重は3kg~5.5kg
メスの平均体重は3~5kg
骨太で筋肉がしっかりついていますが猫全体で言うと平均的なサイズです。
ペルシャの価格は平均的!
お迎えする場所によって多少誤差はありますが、だいたい10万円~40万円です。
血統によりピンキリとなっています。
親がキャットショーに出ていたり、血統がいい場合は少し値段が上がります。
ペルシャの豆知識
ペルシャの特徴的な潰れた鼻
ペルシャは特徴的なつぶれた鼻をしています。
そのため、鼻涙管が圧迫され涙が出やすい猫ちゃんです。
目ヤニがたまりやすい性質の為こまめにケアをしてあげることが大切です。
固まって取れにくい場合は湿らせたティッシュなどで取ってあげましょう♪
ペルシャの育て方
基本的には一般的な猫の飼育方法と変わりませんが注意点もあるのでご紹介します。
初めて猫を飼う方はこちらもおすすめです。
かかりやすい病気は?
猫の王様と呼ばれるくらいなので、どこか温室育ちのイメージがありますが
健康管理さえしっかりしておけば、かなりの健康優良児です。
他の猫に比べて病気になりにくいですし、寿命も長い為おすすめします。
とはいえ、目が大きく涙が出やすいため、日々の目ヤニのケアは怠らないでください。
まとめ
猫の王様 キングオブキャットと言われる高貴な猫ペルシャ。
グルーミングや目ヤニ取りは毎日行う必要があるので、時間に余裕がある人におすすめです。
寿命も長く、病気にも強い、そして静か…
とても魅力的な猫ちゃんですので、是非一度ペルシャを見に行ってみてください♪
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!